ジュニ男はとうちゃん大好きの、とうちゃんっ子。
バカオに黙ってアタクシちびにんが勝手にジュニ男の3匹目導入を強行した、という経緯をきれいさっぱり忘れてしまったのでしょうか(っていうか、元から知らないか?)。彼の中では、かあちゃん=天敵は、不動の位置となってしまいました。それでも去年までは夜の間(=かあちゃん寝ぼけて弱っている間)は、かあちゃんのベッドに登ってくることもあったのですが、今では昼夜を問わずかあちゃんには極力近づかないようにしているジュニ男。恩知らずにもほどがあります。
そんな彼にとって、もっとも辛いのは、とうちゃんバカオが出張で家を開ける期間。そして不幸にも、今年になってから、バカオは出張が増えてしまい、ジュニ男にとっては試練の連続です。バカオの出張中、ジュニ男はどうも精神的に不安定になってしまうらしく、夜鳴きがさらにひどくなります。なだめようにも触らせてもらえない私は、どうすることもできません。
もう2ヶ月以上前の話になるのですが、そんなとうちゃんの不在が、ジュニ男の体の不調を引き起こしたのではないか、と思う出来事がありました。
バカオ長期出張中のある日の晩、ジュニ男が何度もトイレに入っていたのですが、おしっこできていないことがありました。そして排泄できないことが不快だったのか、その夜は普段以上に大鳴きしていました。しかし、私にはその翌日どうしても外出しなければならない用事があり、かかりつけの動物病院の診療時間内に連れていけませんでした。
外出中も気になって仕方なかった私が用件を済ませて帰宅した後、一番にやったことは、家中の猫トイレの捜索。それでも、ジュニ男のおしっこ玉は発見できませんでした。代わりに見たものは、おしっこしたいけど出ないということで、癇癪?を起こしたのか、全てのトイレの砂をかきまくったらしく家中にトイレ砂が散乱という惨状。
もう、一刻の猶予もならないと、ジュニ男を無理やり捕獲し、彼の膀胱満タンを確認した上で動物病院に電話です。通常の診療時間は終了していましたが、とにかく緊急で診てもらうようにねじ込みました。バカオの出張中で車がないので、タクシーを呼んでジュニ男を病院に連れていったのですが・・・
病院に到着したときには何故かジュニ男の膀胱は空っぽに!キャリーの中でお漏らししたのか、と獣医さんがキャリーをざっとチェックしたのですが、そのときキャリーの中の敷物は濡れておらず、「お漏らしじゃなさそうだね」と言われてしまいました。
結局、私は大騒ぎして時間外の緊急診療をねじ込んだものの、猫はなんともないというか、とにかく連れてきたって検査もできないし、何しに来たの?状態に。「でも、まぁ、おしっこが溜まっていなくても、おしっこしたいという残尿感は、炎症性の膀胱炎にはある症状だから」、ということで、先生は一応消炎剤の注射を打ってくれて、「明日の朝までに症状がおさまらないようなら、もう1回連れてきてください」ということに。獣医さんは、「でも、今度は通常の診療時間内にね!」と釘を刺すのも忘れませんでした・・・。
この病院では過去にルイルイ、ニチ男もおしっこ関係で大騒ぎしてお世話になっているので(2匹とも結果的には異常なし)、3匹目を連れてきたことで、狼おばさん認定、確実ですな。とほほ。そして、家に帰ってキャリーをよくよくチェックしてみたら、キャリーの敷物の下におしっこが溜まってた・・・orz。
ジュニ男、どうせなら、もっとわかりやすく、しっこしてくれ。つーか、なんでそこでするかなぁ。せっかく溜めていたんだから、もう数分我慢してくれれば、病院でおしっこ検査ができたのにぃ~。
それでも、何はともあれおしっこが出て、結晶のような詰まりが取れたのか、それとも注射してもらった消炎剤のおかげか、その後ジュニ男のおしっこは快調で、結果的にはたいしたことはなかった模様です。
それにしても、このときの病院行きは徒労だっただけでなく、タクシーの運転手がわざと遠回りしようとするというオマケつき。文句を言ったら逆切れされて、ちびにん@喧嘩上等スイッチon!相変わらず、ドイツ語、話すのは下手なんだけど、こういうときは、火事場のバカぢから?なぜか口が回るもんです。もちろん文法的には間違いだらけだったと思うけど、気合っていうか迫力で通じるもんです。そんなこんなでタクシー内部は、タクシー運転手とアタクシの怒鳴りあいに、さらにジュニ男の「キャリーから出せ出せ」大鳴きが加わって、阿鼻叫喚の地獄絵ですた・・・。
そんな事件もありまして、自分用の車を買おうと思っています。今、ハンスに手伝ってもらって、オートマチックの中古の小型車物色中のアタクシでありました。
ジュニ男、顔でかっ!
くるねこ2、ゲトしました~。最近タイミングよく日本出張になったバカオ、くるねこ2ゲットのミッションを無事果たして戻って来ました。ここんちのお話を読むと、複数飼いの醍醐味の片鱗を味わうことができると思います。それぞれの猫に個性があり、猫同士の関係も奥深いっす。
ところで、バカオは、相変わらず、「美輪のもんさん」を「みののもんさん」と言います。それ、間違いですから!もんさん≠みのもんた、って、何回言ったら覚えるんだか・・・。
「だから、バカオって言われるのよ、とうちゃんは。」byルイルイ